2023年2月17日金曜日

2023年2月7日、 目黒区議会に「話し合い解決を求める陳情」を提出するも、二日後に4度目の「門前払い」


■2023年2月7日、「めぐろ被災者を支援する会」は、目黒区議会に2つの陳情を提出しました。

【1】「東日本大震災による目黒区区民住宅への避難者に対する建物明渡等請求について、目黒区長に対し議会への裁判経過報告を求めるとともに、災害救助法の趣旨に基づいた生活再建のための話し合いによる解決を求める」陳情

 今回で4回目となる、区に話し合いと議会報告を求める陳情です。
 これまで3回は、区議会議会運営委員会(提出された陳情を審議する委員会を決定する組織)で、「ふさわしくない」陳情と判断され、委員会に付託されない、いわゆる「門前払い」をされてきました。
 裁判で係争中であるため「ふさわしくない」とのことですが、目黒区議会には係争中事件に関わる陳情について、排除する規定も前例もありません。


【2】「陳情は審議結果に関わらず公表することを求める」陳情

 今回は、審議結果公表を求める陳情も提出しました。
 【1】の「話し合いを求める陳情」がこれまで3回とも門前払いされ、しかもその結果については、電話による口頭での連絡のみ(抗議してメールでの連絡にはなりましたが)で文書も残らず、議会報にも議会ホームページにも掲載されないため、公表するよう改めることを求めたものです。


■2月9日、目黒区議会議会運営委員会が開催され、提出された陳情を審議する委員会が決定し付託されました。
 
 しかし、【1】「話し合いと議会報告を求める」陳情は、今回も門前払いでした。
 陳情を審議する(付託する)ことに賛成した議会運営委員会の委員は、岩崎ふみひろ(共産)、芋川ゆうき(共産)の2議員のみ。

 新たに提出した【2】「陳情結果の公表をもとめる」陳情については、議会運営委員会に付託されました。

■この結果を受け、「めぐろ被災者を支援する会」は、2月9日正午から、目黒区役所門前でこの「4たび門残払い」の結果について5名で街頭宣伝。
また、目黒区長、目黒区議会議長に対し、門前払いされた陳情の求めである「話し合いと議会報告を求める」要請を行いました。